十三仏に見守られて

千葉県印西市、印旛沼のほとりにある「印旛十三仏霊園」スタッフのブログです。

なぜ十三仏霊園という名なのか?

まさにブログ初日にお知らせした通り、十三体の雄大な仏像が霊園を取り囲んでいるから、十三仏霊園なのですが、では、なぜ十三仏なのでしょうか?

この霊園を経営する天長山 迎福寺の裏山には室町時代南北朝末期、永和四年(1378年)に建立された【羽黒十三仏種子板碑】が祀られているそうです。一説によると、この石板は日本最古の十三仏板碑であると言われているようです。そのため迎福寺や霊園がある吉高地区は、室町時代より現在に至るまで、十三仏信仰が盛んであり、この地の十三仏信仰の歴史を鑑み、年忌法要のご本尊として十三体の石仏を建立し、当霊園のシンボルとして祀ってあることから、『印旛十三仏霊園』という名前になったようです。