塔婆
こんにちはヾ ^_^♪
今日は一日強い風が吹いていた、印旛十三仏霊園です。
とても良い天気でしたが、15時頃より雲が増え、今は曇り空です。
今日は、塔婆について少しお話したいと思います。
塔婆もしくは、卒塔婆といい、梵語(サンスクリット語)のストゥーバ(仏塔という意味)がルーツです。
ストゥーバとは釈迦の遺骨を納めた塔の事で、これが五重塔の起源と言われています。五重塔をもとに作られた五輪塔が卒塔婆の起源です。卒塔婆は五輪塔が簡略化されたもので、五輪塔の5つの形の意味(空・風・火・水・地)を卒塔婆も持っているのです。
空・風・火・水・地 これら5つの要素で宇宙のすべてを構成しているという宇宙観をもち、この5大要素によって人間も生かされていると考えられています。
塔婆を立てることが「善」とされており、「塔婆を立てる=善を積む」といった行いが、故人の冥福につながると考えられています。
私は、お参りに来た方などに、「塔婆の意味を教えて」っと聞かれた時には、「故人様へのお手紙みたいなものです」と伝えています。