薬師如来
こんにちは(^。^)/
昨日に引き続き十三仏の紹介をしますね。
今日は「薬師如来」です。
七七日に配当されているご本尊で、
左手に薬壺をお持ちです。
人は亡くなると、四十九日間は霊の状態で、この世とあの世をさまよっています。
実は、その間には、生前の行いについての裁判が七日おきに開かれているのです。
それら裁判の裁判官に相当するのが、ご本尊様で、
日本では、十三仏と呼ばれる仏様が担当すると考えられているそうです。
あの世の裁判は七審制で、今まで紹介した仏様が、それぞれ裁判を開き、四十九日後には、
六道(地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道)のどれかに行き先が決定するのです。
第七審まで裁判を受けて行き先が決まると、
薬師如来は「これから体に気をつけなさい」とおっしゃって、
左手に持っている薬を授けてくださるのです。
また、薬師如来は
私たちの健康を守って下さる仏様でもあります。
心身の病苦を除き、苦しみや恐れを除いて下さいます。
日々、無事に、健康で過ごせることの尊さを
教えて下さっているのですね。